路地裏の吸血鬼 [日本の作家 赤川次郎]
<裏表紙あらすじ>
楽しかったはずの学生生活……。気付けば、就職もままならず貧乏生活を送る峰岸の前に突然、立派なドアが現れて!? 豪華な食事に、妖しげな美女、謎の路地裏に隠された秘密を正義の吸血鬼父娘が追う! 表題作の他に、人気女子大生キャスターが狙われた!? 『吸血鬼の人生相談所』、エリカとクロロックがドイツを舞台に大活躍! 『吸血鬼の出張手当』の2編を収録した大人気ミステリー最新刊!!
「吸血鬼はお年ごろ」シリーズ 第32弾。
毎回このシリーズには同じことを言っていますが、それにしても、薄い本ですねえ。
しかも、ページを開いていただくとわかりますが、スカスカ。
一行の文字も、行数も少ない。ページの白さにびっくり。
1編1編も短すぎますね。
表題作「路地裏の吸血鬼」も「吸血鬼の人生相談所」も「吸血鬼の出張手当」も、さて、と考える暇もないうちに解決されてしまいます。
容疑者もそんなにはおらず、手掛かりもろくにない状態。それでも真相にはたどり着く。
毎年このシリーズの新刊を出す必要はないのではないでしょうか?
無理矢理薄い本を出すよりは、2年あるいは3年に1冊というようにすべきでは?
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