C.M.B.森羅博物館の事件目録(19) [コミック 加藤元浩]
C.M.B.森羅博物館の事件目録(19) (講談社コミックス月刊マガジン)
- 作者: 加藤 元浩
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/02/17
- メディア: コミック
この第19巻は、
「銀座夢幻亭の主人」
「夜にダンス」
「大統領逮捕事件」
の3話収録です。
「銀座夢幻亭の主人」は、昭和30年代に銀座にあった「夢幻亭」の主人、稀代の美貌で、全ての客に愛され、みんなを愛した涼、彼が本当に好きだったのは誰か、という謎を扱っています。
これ、ちょっと平凡な答えだと思ったのですが、いかがでしょう??
「夜にダンス」は、防犯カメラや他の証人の証言と食い違う証言の謎を森羅が解きます。
これも、ミステリとしては平凡な答え。このトリック(?) すぐに見当がつきます。
それでも、「トンボは運命だから飛ぶ」という森羅のセリフが、周りの反対を押し切ってアメリカにダンスの勉強をしに行こうとする高校生の姿と響きあって、よかったです。
「大統領逮捕事件」は、もう一つのシリーズ、「Q.E.D.証明終了」とのコラボです。
「Q.E.D.証明終了」の方の感想ページへのリンクはこちら。
裁判の結果はエチケットとして書きませんが、この「Q.E.D.証明終了(41)」 (講談社コミックス月刊マガジン)には判決も、そのあとの展開も描かれています。
こういう試み、おもしろいですね。
この第19巻にも、ヒヒ丸が出てこなかった...ちぇっ。
<2016.7.24追記>
タイトルと書影が間違っていたので修正しました。
18巻としていまっていました。19巻が正しいです。
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