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Love by chance / ラブ・バイ・チャンス その1 [タイ・ドラマ]

今日の感想は、タイのボーイズラブ・ドラマ、「Love by chance」 です。



2gether」のおかげで、すっかりタイ・ドラマ好きになってしまいました。
本題(?) のミステリをちっとも読まずに、あれこれタイ・ドラマを見漁っていました。
ずいぶん観たので、ボーイズラブにも抵抗はなくなってきました。というか、もともと適応があったんでしょうけれども(笑)。

「2gether [タイ・ドラマ]  追加の感想」(リンクはこちら)にも書いたように、タイのドラマ(特にBL)に関しては、日本の方もいろいろとネットに書いておられるので、それらを参考に何を観るか考えました。

「2gether」 の次に観たのが、この 「Love by chance」 です。
タイBLドラマの中でも屈指の名作、らしいです。
特に参考にさせていただいたのが、BLドラマほびっと「ラブ・バイ・チャンス 視聴感想 愛する人に出会えた幸せの重み 喜びに満ちたボーイズロマンス」です。
「まさかの17才、主演Perthの演技力にひれ伏す」と書かれています!
BLドラマほびっとのHPは、とても充実していてわかりやすいので、初心者にうってつけです!(いつもながら、勝手リンクで恐縮です)

もともとタイで2018年の8月から11月にかけて放送されたようです。「2gether」と同じ GMM TVです。
EP1からEP14まで全14話。だいたい各エピソード50分くらいです。(MyDramaListからの情報です)
ぼくが観たYoutubeだと、各エピソードが4つのパート(最後のエピソード14のみ5つのパート)に分かれているので、57本観たことになります。

kkxobf.jpg

画像でお分かりだと思いますが、大学を舞台に、4組のカップル(?) が描かれます。
メインは、左上の二人。
左側がお金持ちの世間知らずのおぼっちゃま Pete。ベンツで大学に通ってます! Gayです。それが悩みだった、という設定。
右側が庶民(!) で正義感の強いまっすぐな青年 Ae (Aey という表記もあるようです。Youtube の字幕は Ae です)。この庶民の方が、演技力にひれ伏すとされた Perth 君です。
ちなみに、おぼっちゃまの方の Saint 君は、かなり人気の俳優さんのようで、いろんな作品に出ているようです。
この Ae 青年は、好感の持てる性格設定になっているのですが、どうも個人的に Pete が好きになれなかった......いくら世間知らずでも、ここまでということはないんじゃないの? という感じですね。大学生の日常という身近な設定であるにも関わらず、リアリティが吹っ飛んでしまった気がします。もっともそのおかげで Ae のいうことをなんでも素直に聞くんですけどね。
Pete 役の Saint 君の顔も好きじゃないんですよね......(ああ、言ってしまった)
そういう好き嫌いを置いておくと、この二人のストーリーは、極めてナチュラルに進みまして、自転車での接触事故で知り合って、どんどん仲良くなって、深まっていく、という王道中の王道の展開。
演技力は Perth 君だけではなく、この Saint 君もすごいな、と思えました。
Ae と Pete のシーンは、とてもナチュラルな感じがしました。すっと感情移入できますね。
イライラもモヤモヤも、弾けるような喜びの気持ちもこみ上げるようなじわじわ来る嬉しい気持ちも、しっかり伝わってきます。
車の中でのファーストキスのシーン(EP4)も、いいなぁと素直に思えました。
(ただし、個人的には、Ae が Pete のことを心配していたところから、愛へと移り変わっていくのは、ちょっと理解を超えています。友人としての心配、守ってやるという気持ちは、そんな簡単に愛へとは変わらないのではないかと思ってしまうのですが。実はこれ、いろんなタイBLドラマを観て、共通して思うことでして、どのドラマでも、すっと愛へ変わっていくのが個人的にはとても不思議です。そういうものだ、として観るのがよいのでしょうね。)

カップルとしては、右上の二人の方が興味深かったですね。
左側がサッカー&友だち大好き少年で、少々頭の悪そうな(少々、ではないかもしれませんが)Can。Ae 以上にまっすぐといえる設定かもしれません。ピュアといえばピュアなんですけど、ピュアというよりは原語のニュアンスのナイーヴでしょうか。サッカーのキャプテンからは、多動症のちびっことか言われちゃっています(笑)。俳優は Plan 君。こういう子供っぽい顔好きですね。でも、こんな童顔なのに身長高いようで、ちょっと不思議です。174cmと書いてあるのを見つけました。
一方で、右側はお金持ちの御曹司 Tin。次男坊ですが。見事に曲がった育ち方をしております(笑)。結構トラウマチックなエピソードも盛り込まれていてかわいそうな感じです。「誰も信じなければ傷つくこともない」なんてセリフも吐きます。ちなみに、こちらの車はBMW。
こちらの俳優さんは Mean 君。見事に韓流スターみたいな顔している俳優さんです。韓流スターの顔って、整っているとは思うものの、不自然というか、人工的というか過度に手がかかっている感じがして好きじゃないんですよね。ああ、またもや言ってしまった。
犬猿の仲から、なぜか仲良くなっていく、というこれまた王道パターンを歩むのですが、あくまで鈍感な Can が Tin に押されてわけがわからなくなっていく、というのが趣深いですね。あんだけキスされまくったら、混乱もするだろうな......でも、無防備ですよね。そんな簡単にキスってされませんよね!? 避けるの簡単だろうに。
一方で、Tin の方も 自由な(?) Can に振り回されるような面もあって、なかなか見ごたえのあるカップルかな、と。
この二人のパートは、名シーンと言いたくなる場面が数多くあります。Tin の家でキスするシーンとか、妙なリアリティがありましたね。こんなキスシーンのあとで、あのラストは......
そのラスト、とても意外な終わり方をしまして、続きが気になるところでしたが、「Love by chance」 は、「A Chance to Love」 という名前でシーズン2 が放送されるようで、そこでは、この Tin & Can のカップルがメインを張るようです。これは楽しみ。

あとの2つのカップルは、まあ、おまけみたいなもんですね、というとファンの方には叱られてしまうのでしょうが、個人的にはあまり......でした。
高校生のくせに、大学生 Techno を狙って落とそうとする左下の左側 Kengkla の設定は面白いと思いましたが(笑)。かなりあくどいやつです。ちなみに、狙われる Techno の顔も好きじゃなかった。
右下の二人は、血のつながっていない兄弟、という設定で、弟である右側(上側?)の Tar に陰がある。兄 Tun はなんとかしようと努力するんだけれど......という感じ。(Tar の裏事情については、別のドラマ「TharnType」で扱われていました。後で観ました。)これまた、ちなみに Tar 役の俳優の顔も好きじゃないですね。
なんか、どのカップルも片側の顔を好きじゃないって言ってしまっていますが。まあ、顔は好き好きですし、顔が第一要素でもありませんから!

長くなってきたので、続きはその2へ。


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