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The Gifted EP1 [The Gifted [タイ・ドラマ]]

タイのドラマ「The Gifted」の感想です。



2gether」(感想ページへのリンクはこちら)から、タイのドラマをボーイズラブもの中心に観てきました。
放映とリアルタイム、あるいはリアルタイムに近い感じで観たものを除くと、感想を観た順に書いてきました。
この順に従うとまだまだ感想を書くのは先になるドラマなのですが、シーズン2の放送が始まっていることから、この「The Gifted」の感想をこれより先に観た他のドラマより早く書くことにします。シーズン2の予習も兼ねて、「The Gifted」を見返しております。

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2018年8月から11月にかけて、もうすっかりお馴染みになった GMM One で放映されたようです。
(これまたいつものように、MyDramaListの情報です。)
YouTube に、GMM TV によりアップされています。
EP1 から EP13 まで、各エピソード50分くらいです。
YouTube では、各エピソード4分割されていまして、合計52本ですね。すべて日本語の字幕がついています。
YouTube ↑ のリンクは、GMM TVのThe Gifted のリストのページですので、順を追って御覧いただけます。画面右下のセッティングのところから字幕を選択してぜひ、ぜひ御覧ください。

最初に書いてしまうと、このドラマ、いままで観たタイ・ドラマのなかでベスト1 です。
これがいちばんおもしろかった。
ちなみに、ボーイズラブではありません。
予告編を観てもらうとわかりますが、学園ものです。
しかも、サスペンス調! 



学生の選抜・選別が厳しい学校に、なかでも特別なクラス "The Gifted" があって、そこになぜか最下級クラスから選ばれた落ちこぼれ生徒が入ることになり、"The Gifted" に潜む謎を探っていく。
というストーリーになっています。
"The Gifted" すなわち 天賦の才あるもの、ということですから、特等生。
"The Gifted" にはどんな秘密が隠されているのか?

オープニングの音楽も不安をかきたてるような感じになっています。




今日はEP1 を詳しく紹介します。

オープニングは、主人公パン(Pang。上の告知の最上段左端)の独白、いや、語り掛けですね。
「どうして勉強を頑張らないといけないのか考えたことはある?
先生が理解してくれないと感じたことはある?
望んでもいない学校のバカげた制度に不満を持ったことはある?
どうして学校が才能のある生徒に熱心なのか不思議に思ったことは?
僕らの苦しみも知らないのに…
いつまで我慢すればいいんだろう
これは僕たちの学校の話、リッター ウィッタヤーコム(Ritdha Wittayakom)と言う学校のあるクラス…
THE GIFTED」

場面かわって、いかにも落ちこぼれ然としたパンの活動ぶりと、リッター ウィッタヤーコムにおける階級制度が知らされます。
すべてにおいて差別待遇が制度として整えられているのは、怒りを通り越して笑えるくらいですが、当事者だと堪らないでしょうね。
8クラス(最下位クラス)のパンには、1クラス(最上位クラス)の友人ナック(Nac。告知には出てきませんね。下の画像の左側です)がいます。
ナックは、クラスの違いにも関わらず親切です。1クラスの特権を活かして、寮の相部屋パートナーとしてパンを選んでくれるくらい。

[Eng Sub] THE GIFTED นักเรียนพลังกิฟต์ _ EP_1 [2_4]_Moment.jpg

1クラスの数学とコンピューターの天才ウェーブ(Wave。上の告知で最上段左から二人目。パンの隣)とパンが衝突したときも、ナックはパンをかばいます。ウェーブと言い合いになったナックは、次のクラス選別テストで、パンとともに最上位となる The Gifted に入ってやると見栄を切ってしまいます。
パンに勉強を教えてやるつもりだったナックは、あまりの出来の悪さに教えることはあきらめ、試験問題を盗み出すことに。危機一髪盗むことに成功したけれど、問題は The Gifted 選抜試験にしては易しいもの。ナックはカンニングペーパーを作ってパンに渡します。
そして迎えた試験当日。
マークシート式の試験を解き進めている途中にハウリングのような音が響き、耳を抑えるパンたち。
そして「最終問題は自由記述形式です」というアナウンスが。続いて答えを解答用紙の裏面に記入するよう促される。

結果発表されると、なんと、パンは The Gifted に。ナックは残念ながら選ばれず。
ナックはパンに対しては気丈に、気にするな、 The Gifted でやることを教えてくれと言ってくれる。
訪れた The Gifted には、パンを含めて10人の生徒が。その中には当然のようにウェーブも。

[Eng Sub] THE GIFTED นักเรียนพลังกิฟต์ _ EP_1 [3_4]_Moment.jpg

The Gifted の ポム(Pom)先生(上の告知の最下段左端)から、
プログラムは補足的なクラスで、通常のクラスのあと、The Gifted のプログラムに参加することになる、
ここで どんな状況で 何をしているかを他の人に言うことは厳禁というルールを告げられます。
また、最も優秀な生徒たちであり、特別な潜在能力を秘めている、と言われ、1週間で自分の潜在能力がなにかを見つけるように、と。

ところが、パンには、自分の潜在能力がさっぱりわからない。
選抜の結果が間違っているのでは、とPom 先生に相談しても、課題に集中するようにと言われるだけ。
魔法や霊能力を学んでいるような気がすると、ナックに告げても理解してもらえず、隠している、嘘をつくな、失望したと非難される。
The Gifted の図書室でのトラブルのあと、そこでもThe Gifted の特権ぶりを見せつけられつつ、パンはナックと決定的な仲たがいをしてしまいます。

The Gifted のクラスで「The Gifted の特権はすごくて、ありがたいけれど、大切なものを失いたくない。もう The Gifted にはいたくない」とパンがポム先生に訴えたところに、ウェーブがやってきて、
ぼくたちはもう戻れない。ぼくたちは普通じゃなくなった、という。
そして ポム先生に「ぼくたちに何をしたんですか?」と問う。するとポム先生は謎の笑みを浮かべる。

ここまでがEP1 です。
長々と書いてしまいましたが、ここまでに大量に伏線が張り巡らされています。
どんどん面白くなっていくので、おすすめです。
若い人向けということもあってか、甘いところもあちこちにありますが、ミステリファンにも楽しんでいただける作品だと思います。
ぜひ、ぜひ。



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