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The Gifted EP2~4 [The Gifted [タイ・ドラマ]]

タイのドラマ「The Gifted」の感想の続きです。
今日はEP2からEP4まで。

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衝撃的なEP1 のラストを受けて、The Gifted のクラスのメンバーが集まって、意見を交わします。
そのとき、ウェーブは自らの能力を活かしてポム先生のコンピューターをハッキング、ポム先生と校長の会話をみんなで共有。校長にはハッキングしていることを気づかれる。
しかし校長は慌てず、騒がず、The Giftedのメンバーに以下のメッセージを送ります。
「生物は常に進化する。壁に当たったときに進化できるようになっています。
人間もそうです。人類が進化をやめることは 決してありません。
人間の 脳内には 特別な力が 隠されています。
我が校は脳を刺激してそのパターンを変化させる音波を送る方法を見つけました。
一部の生徒のみが刺激を受けることができるのです。
あなたたちは既に特別なのです。まだ知らないだけで。
今日以降、あなたたちの潜在能力が目覚めていくと保証しましょう。
私たち 教師全員が あなたたちの 潜在能力を限界まで押し上げる用意はできています。
あなたたちは新しい社会のリーダーになる特別な人種なのです。
あなたたちの未来は明るいだけでは ありません」

何人かの The Gifted のメンバーはすでに自分の潜在能力が何かわかっていて、EP2の最初のほうで披露されます。

その後、各メンバーぞれぞれに焦点をあてて、潜在能力が取り上げられつつ、The Gifted の謎に迫っていきます。

EP2はオーム(Ohm)。

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演じているのは Harit Cheewagaroon。ニックネームは Sing。「He is coming to me」(ブログの感想へのリンクはこちらこちら)でコメディ部分を担当していた彼です。この作品でも基本ラインはコメディ担当ですね。
上の写真も、そのことを象徴するような(笑)。
コメディ役であるから、逆にシリアスな部分が目立つように作りこまれています。ナイス!
彼の能力は物を消してしまうこと。
単に消せるだけではダメなので、取り戻すこと、能力をコントロールすることをどうやって習得するかというストーリー展開です。

EP3はナムターン(Namtarn)。

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演じているのは Apichaya Thongkham、ニックネームは Lilly。
彼女の能力は、物に触れるとその物が経験したことをフラッシュバックのように知覚できること。
The Gifted の名簿のような年鑑(アルバム?) があり、過去のメンバーの現在もそれで知ることができる。
メンバーは当初からの通し番号が振られているにも関わらず、ID:004 のポム先生(ポム先生もOBです)の次が、ID:006となっていてID:005は欠番。
過去の年鑑を見ても、ID:005のページは破り取られていた。
Namtarn の能力で少しずつベールが剥がされていきます。
でもNamtarn の能力には大きなデメリットがあり、使いすぎると健康を害してしまう。
健康を気遣う母親やポム先生の制止も聞かず、倉庫に忍び込んだり、The Gifted の過去を探っていってしまいます。
今回見返して気づきましたが、ここも伏線がいっぱい張り巡らされていましたね。

The Gifted の謎はこのあとしばらくお休みです。
また、エピソードごとに物語のトーンが変わっていきます。その変化を楽しむ、というのも一つの観方かと思います。

EP4 はクレア(Claire)。

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演じているのは Ramida Jiranorraphat、ニックネームは Jane。
ちょくちょくいろんな作品で出会った女優さんです。
Claire の能力は他人の感情を看取ることができること。
性格的に極めて唯我独尊の嫌な奴に設定されていまして、演劇部でヒロインの座を射止めるのに能力を使い、ヒロインになったあとは向けられた嫉妬に報いるためまさに権謀術数の限りを尽くす。怖い。
ここに、The Gifted の二人のメンバーが絡みます。一人は彼氏である Punn、もう一人は小学校からの幼馴染である コーン(korn)。
重苦しいテーマをコミカルに仕立ててあるのがポイントでしょうか。
後のエピソードでも触れますが、ここでは、コーン役の俳優の演技力に魅せられました。





タグ:The Gifted
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