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Make It Right、Make It Right 2 [タイ・ドラマ]

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タイ・ドラマにはまっていろいろ観て、演じる俳優さんの顔が日本人に近いだろうからと台湾のBLドラマを2シリーズ(HIStory1と2)観て、やはりタイの方がいいかな(笑)、と、戻ってきました。

今回は「Make It Right」とその続編「Make It RIght2」。
古い作品です。
いつもの MyDramaList によると、パート1は2016年5月から7月に Channel 9 で、パート2は 2017年5月から8月に LINE TV で放映されたようです。
これ時期も少し離れていて、「Make It Right」「Make It Right 2」に分かれているのですが、正直ストーリーはきっちり終わっていないんですよね、Make It Right の時点では。今となっては続けて観るのが吉ですね。というか、続けて観ないと消化不良で不満が残るような。

2016年ということは、SOTUS(感想ページはこちら) とほぼ同時期ですが、それよりもちょっと古いのですね。
草分け的存在といってもいいのかも、ですが、さらなる大物「Love Sick」があるのですね(こちらもあとで観ました)。

好評だったようで、続編「Make It Right2」もさらに、「Make It Right On the Beach」というのものちに作られています。

英語字幕しかありませんが、予告編を。
上から、1、2です。





上にあげたポスターをご覧いただくとわかるように(画質が悪くてすみません)、高校生ですね。
高校生のわちゃわちゃ感満載。
高校生らしい下ネタも、しっかりしたエッチのエピソードもあります。
でもなにより、みんながわいわいがやがややってる感じが伝わってくるのがいいですね。

メインはポスター中央最前列の男の子二人。
中央が Fuse。Peemapol Panichtamrong (ニックネームは Peak)という役者さんが演じています。
適度に無邪気、程よく悩みがち。こういうドラマの主人公にピッタリです。
お相手はその左隣(左上?)の Tee、Krittapak Udompanich (ニックネーム Boom)という役者が演じています。
高校生にしてかなりの包容力(と思いました)。いい奴っぽいですね。

実はこのカップル、既に何度か見かけているんですよね。
一つは「Love by Chance」(感想ページはこちら)のエピソード13。妹が使っているPCを Can が見るというシーンで、画面に出てくるのがこの二人。
もう一つは「Why R U?」(感想ページはこちら)のエピソード2。主役である Zon が学校で見かける二人です。

彼女が浮気しているのを確認したばかりの Fuse が酔った勢いで、介抱してくれた Tee に男同士でエッチしたことあるか? してみたい、と言う流れで関係を持ってしまう(EP1の終わり)。
ドラマの導入部でのいきなりの進展にびっくりしたのですが、同時に納得というか感心もしました。
(このドラマを観たのはずいぶん前のことになるので、かなりだいたい忘れてしまっているのですが、このくだりは強烈に覚えています)
いつも抱く疑問――男同士で友情が恋愛感情にどう切り替わるのか、という部分に対する一つの答えだと思うからです。性に好奇心旺盛な高校生くらいだと男同士の性行為にも興味を持つのはありだと思いますし、そこで体の関係ができてしまって、その後に恋愛感情が追いかけてくるというのはありうるのだろうな、と。

でまあ、なるようになった二人なんですが、そこから Fuse、はっきりしません。
彼女とも別れたわけでもなく、Tee には「そんなつもりじゃなかった」という。
まあ、このあたりうだうだするのは理解できる気がしますね。酔った勢いって怖いですよね。
Tee も困ったでしょうが、そこは包容力発揮、優しく見守る感じですね。

もう一組、メイン級のカップルがいます。
Tee のすぐ後ろにいる Book。演じているのは Sittiwat Imerbpathom (ニックネーム Toey)。
すごく真面目そうで優等生という役どころですが、かなり激しい過去を抱えています。性的には早熟だったんですね。このエピソードつらいなぁ。
相手役が Frame。演じているのは、すっかりおなじみの Ohm さんですね。MyDramaList によると、どうやらこのドラマがデビュー作のようです。
物おじせず、自分の目指すもの、自分の信じるものに一直線的な役柄のおかげもあるのでしょうが、実に堂々と演技しているような。のちの活躍を予感させる、というのは後知恵ですね(笑)。

周りの役者さんも見知った顔がちらほら。
まず挙げておきたいのが、Wit 役を演じている Plan さん。「Love by Chance」の Can 、そのあと同じ役で「A Chance to Love 」でメインをつとめた俳優さんです。
この作品で彼はボーイズラブの世界には入っていかないのですが、相手役がなんと友だちのお母さん! (しかもそのお母さん役が「Love by Chance」で Can のお母さんをやっていた女優さん! 混乱するじゃないか!)
このお母さん役の女優さん( Preya Wongrabeb ニックネーム Mam という女優さんのようです)の演技に助けられてという側面はあるのでしょうが、しっかり演技しています。
割と直情ボーイというか単純な性格の役柄が多いですが、もっともっと複雑や役柄にチャレンジさせてもいい俳優さんな気がします。

あと、このドラマで指摘しておきたい点は、基本ボーイズラブの物語なのですが、ごく一部ガールズラブの要素も入ってきていること。 Fuse の姉をめぐるエピソードです。

ついでに番外編ともいうべき、「Make It Live On The Beach」に触れておきますと、こちらは2019年8月から9月にLINE TVで放映された1話20分、6話構成の小編です。
Fuse と Tee がつきあって3周年記念ということで海辺へ旅行にという設定。
あえてとりあげるほどのストーリーとかはないので、彼らにまた会うことを目的とした作品です。役柄も俳優さんも成長した彼らにまた会えるという魅力にあふれた作品ですね。
最後に、皆さんが望んでくれたらまた会えます、とテロップが流れますが、さてさて。

最後に、テーマ曲を。上が1で下2です。
タイドラマのテーマ曲は歌詞がドラマの内容に沿ったものが多いので歌詞の訳が見たいのですが、英訳、日本語訳ともに見つかりませんでした。残念です。
1のテーマ曲は軽快な感じで好みです。







タグ:タイBL
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