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Q.E.D. iff -証明終了-(2) [コミック 加藤元浩]


Q.E.D.iff -証明終了-(2) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.iff -証明終了-(2) (講談社コミックス月刊マガジン)

  • 作者: 加藤 元浩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/10/16
  • メディア: コミック

<カバー裏あらすじ>
「素っ裸の王様」
売れない若手芸人が書いた渾身の脚本が盗まれた。ある疑わしいベテラン芸人の下を訪れた燈馬&可奈は、奸智に長けたマネージャーとの頭脳戦に挑むことに

「殺人のかたち」
マルタ島の学者専用ホテル「幾何学(ジオメトリー)」で、数学者の妻が殺された。真犯人を探すべく悪戦苦闘する夫、燈馬は犯人がこだわった“かたち”に思い当たる。


「素っ裸の王様」
燈馬対犯人(この作品の場合は犯人というよりは悪人でしょうか?)の対決が描かれていて、読み応えあり、なのですが、燈馬の取ったプラン作中ほどうまくいくでしょうか?
いや、プランとしてはうまくいくとは思うのですが、その理由づけとして「違法行為に加担」ということにはならない気がしてなりません。
あと、この対決の枠組みを取り囲むように、メイン人物である売れない若手芸人夕張のモノローグがあり、そこはそれなりの味わいがあって面白いのですが、えっと、このエンディングで決着ついているんでしょうか?
続きがありそうで気になります。

「殺人のかたち」
”殺人のかたち”にこだわる犯人像というのは印象深いですし、犯行の模様も、密室トリックも、全体のプロットも面白く読んだのですが、燈馬の推理の決め手が理解できません。
「だから確信した あなたが犯人だと」
と燈馬が述べる前のセリフを何度読み返してみても、燈馬の思考がたどれないのです。困った。



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