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名探偵コナン (3) [コミック 青山剛昌]


名探偵コナン (3) (少年サンデーコミックス)

名探偵コナン (3) (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 青山 剛昌
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1994/10/18
  • メディア: コミック

<カバー裏あらすじ>
高校生なのに小学生に縮んでしまった
そんな変な状況でも探偵の血が騒ぐ俺は難事件に次々と挑戦だ
でも自分の正体がばれちゃいけないから、結構気をつかうぜ
俺の名前は、小さな名探偵・江戸川コナンだ


名探偵コナン第3巻です。

FILE.1 籏本家の一族
FILE.2 密室の秘密
FILE.3 遺産の行方
FILE.4 一族抹殺
FILE.5 暗闇の仕掛人
FILE.6 かなわぬ夢
FILE.7 奇妙な贈り物
FILE.8 同一人物
FILE.9 8月3日の謎
FILE.10 眼前セーフ
の10話収録。
FILE1~6、FILE7~10でそれぞれ1つの事件を扱っています。

FILE1~6 は船上の連続殺人事件です。
パンのかけらというあまりにも古典的な手がかりが使われていて、苦笑いするしかないですが、短い中に手際よく3連続殺人を描いて、相応に意外な犯人を演出しているのはさすがです。

FILE7~10は、二年ほど前から毎月オモチャと現金が送られてくる、というとても魅力的な謎を扱っていますが、コナンでなくとも思いつきそうな平易な真相で拍子抜けなのですが、それよりもなによりも、蘭がコナンは新一ではないかと疑うという超重要なエピソードとなっています。
かなりの確信をもって疑うようになってしまうのですが、さてコナン=新一はこの窮地をどうやって切り抜けるのか。
この切り抜け方が鮮やかでして、これまでの話から見当をつけるべきところ、すっかり油断していました。その手で来たか、とうれしくなりました。

裏表紙側のカバー見返しにある青山剛昌の名探偵図鑑、この3巻はエルキュール・ポアロです。



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