SSブログ

The Shipper EP12(最終回) [タイ・ドラマ]

ということで(どういうことで?)、タイのドラマ、「The Shipper」の最終回EP12の感想です。




3日連続で、The Shipper の感想になってしまいました。
日本語字幕はまだ出ていませんが、英語字幕で観ました。

この最終回、ちゃんと話は収まるところに収まりましたね。
望んでいた、完全ハッピーエンドではありませんでしたが、まあ、それは展開からして無理があるし、ここがこの物語ではベストの着地なんでしょうね。

「Khett と Kim の会話、Way と Kim の会話の両方のシーンにダーツのエピソードが出てくることから、ちょっと強引ですが、1つ、ハッピーエンディングへ無理やり持っていく解釈を思いついています。」と昨日書きましたが、当然思いついていた解釈の展開にはなりません。
よかったー、ばかげた解釈を書いてしまっていなくて。Kim も甦ることを願っておりました(笑)。
(とはいえ、Khett と Kim の会話のシーンでのダーツのエピソードがすべて運だったというのは、ちょっと考えにくいんですけれども......)
あっ、一昨日の感想で気にしていた、Kim の真実? については、追加の解釈とか説明はなかったですね......

さておき、タイドラマの常として、最終話の展開がとても窮屈ですが、EP11の終わりのほうで始まった、Way と Kim (中身は Pam)の会話の続きから、EP12はスタートします。

ここで、Kim (中身は Pam)は、中身が Pam であって、もう Kim は死んでしまったことを Way に告げます。同時に、Kim が生きていたときに考えていたことも、Kim の部屋で見つけたチケット を通して判明します。
Kim が生きていたときに考えていたことって、すごくいいなあ、と思いました。この Kim の考えには深く共感できました。Kim は本当に Way のことが好きだったんですね。(Way のチケットをどうして Kim が用意していたのか、少々疑問ですがーーかなり高いチケットでしょうし、Way 本人なり家族なりが買うのが普通ですよねーーそうでもしないと Way が受け入れないと Kim が考えた、ということなんでしょうね......)

そして、Pam は自分の身体に戻ろうとするのですが、ここで最後の試練が待っている。
死の天使が再登場し(久しぶりに出現の口上(?) を最後まで言わせてもらうのが笑えます。同時に、それを見ている Kim の表情がとてもいいです)、Kim の最後の「えっ!?」が出ます。ちょっとショートバージョンですが、最後のファンサービス?でしょうね。
自分の身体に戻る方法が、True Love Kiss。
本当の愛に満ちたキス、とでも訳すのでしょうか?
そのキスの相手、自明なんですが、Pam がすぐには気づかない、というのが、もう王道すぎて。その相手を、Way にほのめかされて、ようやく気づく(最後まで見ると、ひょっとしてこの段階で気づいてなかったのかいっ、と思えたりもしますが)。

キスの前に危機が訪れるのですが、それがどう解消されたかは、正直よくわかりません。
教会での Way のシーンで、示唆されていますが、それが正解なんでしょうか? 
EP1 の、Kim が Pam をバイクに乗っけるシーンを思い返すと、それもあり得るな、と思えます。

で、いよいよ、真打 Khett 登場

[Eng Sub] The Shipper จิ้นนายกลายเป็นฉัน _ EP.12 [3_4] _ ตอนจบ_Moment.jpg

ここがクライマックスシーンですね、このドラマの。
(このシーン、いろんなアングルで撮られていて、結構長いです笑。そのなかではかなり遠景になっているものを選びました)

このキスシーンの直前に、Kim (中身は Pam)のいうセリフ、
It is now.
タイ語ではどういうニュアンスで言っているのか、また、日本語字幕ではどう訳されるのか、気になります。

このあと、Kim のお葬式? のシーンを経て、これまたタイドラマでよくあるパターンで、登場人物たちの今(?) が、さっと綴られます。
最後の最後で、タイBLならではの?スペシャル・ゲスト(カップル?)が出てきますね。笑ってしまいました。こんなところにも出てくるのか、君たち。


この作品、ボーイズラブとしては、かなりの変化球だったのでは、と思いますが、ボーイズラブであろうと、なかろうと、とても楽しく観終わることができました。


<追記>
9月に入ってから、
「The Shipper 追加の感想」(リンクはこちら
を書いています。




タグ:The Shipper
nice!(14)  コメント(0) 
共通テーマ: